卓球の世界選手権銅メダリストで世界ランキング7位の平野美宇(17=エリートアカデミー)が19日、ワールドツアーの中国オープン(20日開幕、成都)に向けて、成田空港から出発した。

 5日閉幕の世界選手権、17日のジャパンオープンと世界ランク上位の中国勢に連敗。同OPでは卓球王国の地元中国勢が多数エントリーするが「1戦1戦、頑張ってランクを上げたい」と表情を引き締めた。

 刺激がある。大のアイドル好き。17日のAKB総選挙では推しメンで同学年の後藤楽々(16)が46位にランクインした。「昨年は圏外だったのですごいこと」と平野。自身の世界ランキングは7位。AKB総選挙で指原莉乃(24)が3連覇したように、卓球の世界ランキングも、リオ五輪2冠で1位の丁寧(26)ら、上位には不動の中国選手が名を連ねる。「順位を守るとかは考えない。上しか見ていない」と、打倒中国への決意を強めた。