真凜が「気合」でシニアデビュー戦に挑む。フィギュアスケートのUSインターナショナルが14日(日本時間15日)、米国・ソルトレークシティーで開幕し、翌日にショートプログラム(SP)を控えた女子の本田真凜(16=大阪・関大高)が調整を行った。

 試合会場は約1300メートルの高地のため、酸素が薄い。この日も、フリー「トゥーランドット」の通し練習では後半に動きが鈍り、苦しそうな表情をみせた。「あとは気合。すっごいきついので、(演技の)後半は自分との戦い。最後までジャンを跳び、滑れるようにしたい」と意気込んだ。

 気合を入れるために思い浮かべるのは、試合後の食事。かにみそ、漬物など渋い和食を好む本田が今食べたいのは「ごはんとみそ汁」。おいしいごほうびをイメージしながら、苦しい試合を何とか気合で乗り切る。