三遠ネオフェニックスが78-49で大阪エヴェッサを下した。新戦力のCスコット・モリソン(31)が躍動。211センチの高さを生かし、ゴール下で存在感を発揮した。ダンク3本を含む18点をマーク。昨季から在籍するPFロバート・ドジャー(31)とNBAで243試合出場の新加入SFカルティエ・マーティン(32)が調整遅れで欠場した中、攻守でチームをけん引した。この日は、練習で使う体育館に立ち見席も設置。観客272人を喜ばせ、モリソンは「とてもいい試合だった。2人の欠場はシーズン中も考えられるので収穫だった」と振り返った。

 三遠の今季開幕戦は今月30日で、アウェーの京都戦。ホーム開幕戦は来月14日の新潟戦で、主軸のモリソンは「シーズン中は1試合に2本のダンクを決めて、試合の流れを引き寄せたい」と意気込んだ。【大野祥一】