マクラクラン勉(25=日本)が、シュトルフ(ドイツ)とのペアで第1シードを倒す金星で4強に進出だ。クボ(ポーランド)、メロ(ブラジル)組に6-4、6-7、7-6のフルセットで勝ち、「本当にうれしい。最高の相棒といいプレーができた」と喜んだ。4大大会の日本男子ダブルスとしては、55年全米で優勝した加茂公成、宮城淳以来、63年ぶりのベスト4で、全豪では史上初の快挙。

 マクラクランは、父がニュージーランド人、母が日本人で、ニュージーランド・クイーンズランド生まれ。17年6月に、登録をニュージーランドから日本に変更し、同9月の国別対抗戦デビス杯世界グループ入れ替え戦対ブラジルで代表デビュー。同10月の楽天オープンで、内山靖崇と組んで、日本男子2組目のツアー優勝を果たした。