全日本柔道連盟は5日、2016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介(旭化成)が左肩を脱臼したため、世界選手権(9月・バクー)代表最終選考会を兼ねる4月の全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)を欠場すると発表した。

 羽賀は2月のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会で痛めた。代わりに関根聖隆(神奈川・桐蔭学園高)が出場する。

 GSデュッセルドルフ大会で計量失敗により失格となった女子57キロ級の山本杏(パーク24)が出場を辞退し、高沢真冴(淑徳大)が出る。女子48キロ級では梅北真衣(山梨学院大)が右肘靱帯(じんたい)損傷のために欠場し、和田君華(愛知・大成高)が代わりに出場する。