フィギュアスケート女子の本田真凜(16)が3月31日、今春から練習拠点を米国に移すことを明言した。

 大阪・東和薬品ラクタブドームで行われた「スターズ・オン・アイス」に出演。演技後に「アメリカで練習を始めています。まだまだできないことがたくさんあるけれど、毎日毎日できることを増やせたら」と、3月の世界選手権男子優勝のチェン(米国)らを育てるラファエル・アルトゥニアン・コーチ(60)に師事していると説明した。本格的には4月から拠点を移すことになる。

 この日は今季のショートプログラム(SP)「ザ・ギビング」を、感情を込めながら演じて大きな拍手を受け取った。22年北京五輪に向けた第1歩となる来シーズンへ「(米国のアシュリー)ワグナー選手だったり、ネーサン(チェン)選手だったりと、同じリンクで同じ時間に滑っている。吸収するものはたくさんある。すごく刺激になっています」と笑顔だった。