男子予選で、昨年世界選手権個人総合銅の白井健三(21=日体大)が、合計86・099点で首位に立ち、初優勝へ王手をかけた。

 得意種目の床運動で14・566点と高得点をマーク。最後の跳馬でも15・000と圧倒した。

 11連覇がかかる内村航平(29=リンガーハット)は、3種目目のあん馬で落下し、合計85・098点で5位。29日の決勝は、予選との合計点数で争う。白井とは1・001点がつき、厳しい状況となった。