日大アメリカンフットボール部の選手が悪質なタックルを犯した問題で、日大が関学大に提出した回答書が26日、明らかになった。関学大がこの日開いた会見で公開した。

 反則行為について「“つぶせ”は日常的、慣例的に過去からずっと使い続けてきた表現であり、反則を容認するものではない」と、監督、コーチからの指示を改めて否定した。宮川選手が指示を受けたことを示唆したことについては「井上コーチの独断によるものか、監督の指示や合意に基づくものかは、判断がつきかねる」とした。

 井上コーチが「関学のQBを壊せば、秋の試合に出られなかったら(原文まま)こっちの得だろう」と発言したことは「井上コーチは否定しており、周囲からも確認できなかった」とした。