2020年東京五輪の準備状況を話し合う国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会が3日、都内で開幕し、IOCのトーマス・バッハ会長は「開幕1年8カ月前にここまで準備ができている開催都市は、私の記憶ではない」と、東京大会を絶賛した。バッハ氏によると、過去大会では開幕3カ月前の時点で、現在の東京大会の状況にも達していない都市もあったという。

それを受け大会組織委員会の森喜朗会長は「お褒めいただいたが、日本には油断大敵という言葉がある。役員、職員ともども気を引き締めたい」と語った。

今回の調整委では、最も暑い時間を避けるためマラソン、競歩、ラグビー、BMX、マウンテンバイクなどの競技開始時間の変更などを検討する。