4大大会5度の優勝を誇る世界30位のマリア・シャラポワ(31=ロシア)が、1ゲームも落とさない完封劇で初戦を突破した。

同131位で予選勝者のダート(英国)に63分、6-0、6-0のストレート勝ち。全豪女子シングルスでの完封劇は、14年1回戦でベック(ドイツ)が達成して以来4年ぶりとなった。シャラポワ自身は、全豪で過去2回、完封試合を達成している。シャラポワは「とにかく調子が落ちないように集中していた。何もかもがうまく行くと、本当に簡単に物事が進む」とご機嫌だ。

ロシアの妖精と言われたシャラポワも、すでに31歳。右肩と手首を痛めており「まだ完全には治りきっていない」。それでも、「1戦1戦頑張っていきたい」と話した。