第7回全日本まくら投げ大会in伊東温泉が23日、伊東市民体育センターで開幕した。一般の部(中学生以上)に64チーム、子どもの部(小学生)には9チームが出場。最北端は北海道、最南端は鹿児島から、過去最多となる564人が参加した。

同大会は、2010年全国高校デザイン選手権準優勝の伊東高校城ケ崎分校の生徒が考案した「まくら投げのすすめ」を基に、枕投げを日本で初めて競技化。2013年に第1回大会が開かれた。伊東市観光課の小松寛輝さん(29)は「市の盛り上がりにつながっています。参加者は右肩上がりなので、今後は年間複数開催を検討中です」と話した。

1チーム8人で、1セット2分の3セットマッチ。浴衣を着用し、40畳のコートで投げやすく改良された公式枕を投げ合う。直接枕が当たればヒットで退場。各チームで1人定められた大将が当てられた時点で、セット終了となる。伊東市観光課のYou Tube公式チャンネルに、詳しいルール説明動画がアップされている。

24日は一般の部決勝トーナメント(T)と、子どもの部予選リーグ、決勝Tが行われる。【古地真隆】