陸上の女子長距離の名指導者小出義雄さんが24日、千葉県内の病院で死去した。80歳だった。

教え子の1人で00年シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さん(46)がコメントを発表した。

全文は以下の通り。

オリンピックでメダルを獲れたのも世界記録を出せたのも、今の自分があるのも小出監督のおかげです。弱い私を根気よく指導して下さって、一緒に走って下さって、自信をつけさせて下さって、監督の大切な時間を費やして下さって、オリンピックでメダルを獲らせて下さって、ありがとうございます、と何度言っても伝えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんのことを教わりました。監督の笑顔をもっと見たかったし、お話しももっと聞きたかったです。これからは大好きなお酒をたくさん飲んで、思いっきりかけっこして下さい。