個人のためにも、負けられない団体戦となる。フェンシングのアジア選手権の開幕を翌日に控えた12日、千葉市内で会見があった。

今大会の成績は20年東京オリンピック(五輪)の出場資格を決める年間ランキングに影響。団体戦は年間ポイントでアジア大陸1位になれば、東京五輪の出場枠を獲得できる。団体枠を得れば、必然的に個人の出場3枠も付いてくる。男子エペの見延は、団体戦の重要性を強調し「アジアの頂点をキープしたい」と抱負。5月下旬は38度以上の熱が出るなど体調不良の時期もあったが、もう復調。気合十分だった。