B1新潟は7日、PG五十嵐圭(39)と19-20年シーズンの契約に合意したことを発表した。五十嵐は新潟で4季目を迎える。18-19年に新潟に在籍した日本人選手は、自由交渉選手リストに公示されているPG山口祐希(32)、退団が決まったSF渡辺竜之佑(24)を除く9人全員が契約合意した。

五十嵐は18-19年、1試合平均31分14秒の出場で、同11・5得点、5・2アシストを記録。リーグのMIP賞を受賞した。球団を通じて「昨シーズン(18-19年)は新潟にとって、新たな1歩を踏み出せたシーズンになりました。新シーズンはさらに上を目指して取り組んでいきたいです」とコメントした。

18-19年は中地区初優勝、チャンピオンシップ初進出を果たしたが、五十嵐とともにチームを支えてきた2季連続得点王のCダバンテ・ガードナー(27)が三河に移籍。代わる外国人選手は調査中だ。その中で、五十嵐の存在感はこれまで以上に高まる。

新潟の小菅学社長(45)は「さらに高い位置を狙うためにも、絶対にいてもらわなければならない存在。彼の力が必要」と全幅の信頼を寄せる。チーム最年長のベテランの双肩に、新潟の未来が託された。