6日のペリカンズ戦で先発して14得点を挙げ、プロデビューを飾ったウィザーズ八村塁(21)がリーグ2戦目となるネッツ戦でも先発出場を果たした。

八村は両チーム最多タイの19得点を挙げ、7リバウンド、1ブロック、1スティールだった。

初戦に続いて第1クオーター(Q)序盤は攻撃がかみ合わず、一時は8点差をつけられたが、徐々に点差を詰め、17-19で終えた。八村は開始早々に3点シュートを2本放ったが、決めることができず無得点。その後もボールを触るシーンが少なく、残り4分でベンチに退いた。

第2Qで途中から出場した八村は残り6分、ゴール下でパスを受けてシュートを決め初得点を記録した。さらに残り5分では、味方のシュートのリバウンドを奪い、そのまま決めた。その後も残り2分で中央から得意のミドルを決めるなど徐々に調子を取り戻して11得点。一気にチームトップに躍り出た。得点だけでなく、ボールを持たない時も相手を抑えながら味方がプレーしやすい状況を作るシーンが目立った。チームは第2Qで一気に逆転。40-33で前半を折り返した。

第3Qは得点のないまま、途中でベンチを退いた。チームは62-67と再逆転を許した。第3Qを終え、八村は19分の出場で11得点。

第4Qに入り、チームは3点差まで追い上げるも、その後点差をなかなか詰めることができなかった。最初から出場した八村は、シュートチャンスに恵まれず、あまり目立つシーンはなかったが、終盤に見せ場が訪れた。残り26秒、5点ビハインドで反則をもらった八村は大事なフリースロー2本をしっかり決めた。さらに再び4点差となった残り14秒で、中央に勢いよく走り込み、パスをもらって2試合連続のダンクシュートを決め、2点差。逆転の可能性を残したが、85-88で敗れた。