ラグビーのW杯日本大会で初のベスト8入りを果たした日本代表が11日、東京・丸の内でファンに感謝の気持ちを伝えるパレードを行った。

31人の選手のうち28人が参加し、約800メートルのコースを歩き、詰めかけた約5万人のファンの声援に応えた。2大会連続で主将を務めたフランカーのリーチ・マイケル(31=東芝)は「日本中がワンチームになったことがすごくうれしい。日本ラグビーがもっと強くなり、みなさんが感動できる試合をできるように頑張りたい」とあいさつした。

選手は所属チームに戻り、来年1月12日に開幕するトップリーグに向けて練習を続けている。W杯3大会出場を果たした田中史朗(キヤノン)はファンの歓声に喜びの涙を流し「これが日本ラグビーの始まり。これからの日本ラグビーよろしくお願いします」とメッセージを送っていた。