卓球のグランドファイナル最終日は15日、中国・鄭州で女子ダブルス決勝が行われ、木原美悠(15)長崎美柚(17=ともにエリートアカデミー)組が初優勝を飾った。

田志希、梁夏銀組(韓国)に3-0で勝利。日本勢としては4度目の優勝で昨年の伊藤、早田組に続き、連覇を果たした。2週間前に行われた世界ジュニア選手権で2人は同種目で優勝、長崎はシングルスでも優勝し、勢いそのまま今大会も制した。

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日本の中高生ペアが圧倒して優勝を果たした。第1ゲームは一時5-8と劣勢も、4連続得点などで12-9と逆転。木原は「緊張を解きほどくために、笑顔を意識してやった」とスマイルを絶やさずストレート勝ちした。準決勝では、世界選手権で伊藤、早田組を倒し優勝した孫穎莎、王曼■(中国)を撃破。14年のグランドファイナルでは伊藤、平野組が当時14歳で同種目を制覇した。「少しでも先輩方に近づけたら」と木原。今後について長崎は「まずは世界選手権に出ること」と話し、木原は「パリ五輪を目指す」と断言した。(鄭州=三須一紀)

※■は日の下に立