新体操日本代表「フェアリージャパン」が14日、熊本県芦北町での合宿を打ち上げた。12日から短期で練習に励んでいた。前日は約1500人、この日も数百人が観客席を埋め、連係技が成功した際には手拍子も送られた。昨年9月の世界選手権では44年ぶりに団体総合で銀メダルを獲得。東京オリンピック(五輪)での頂点へ、今季の新演技では連係技を増やし、難しさを増して高得点を狙っている。取り組み始めて日が浅く、失敗を重ねながら習熟を目指す最中。

山崎浩子強化本部長(60)は「選手たちも踏ん張りどころ。毎日、己との戦いです。手拍子が奮い立たせてくれました。この3日間でも良くなってきました」と感謝と手応えを口にした。