スポーツ用品メーカーのヨネックスは17日、都内で会見を開催。女子テニスで元世界4位となった伊達公子さん(49)、日本テニス協会とタッグを組み、国際テニス連盟(ITF)公認の国際ジュニア大会「リポビタン国際ジュニア supported by 伊達公子×YONEX PROJECT」を11月30日から愛媛県で開催すると発表した。

また、日本テニス協会は、今大会の冠であるリポビタンDを発売する大正製薬とオフィシャルスポンサー契約を結び、女子ジュニア選手の強化に力を入れる。登壇した日本テニス協会の福井烈専務理事は「24年パリ・オリンピック、28年ロサンゼルスオリンピックまでに、世界に通用する選手を輩出したい」と夢を語った。

ヨネックスは、伊達さんと新ラケット「ASTREL」を共同開発。30歳代以上のテニス愛好家に向け開発され、伊達さんが、ここまで深く関わったのは初めてだという。伊達さんは「私の経験とヨネックスが培ってきたノウハウを融合させて生まれた」と話した。6月下旬より発売される。