B1新潟アルビレックスBBは25日、全体練習をアオーレ長岡で行った。ルーキーのPG納見悠斗(23)の存在感が増している。

昨季は特別指定選手として島根でプレー。正式にプロ入りした新潟では1年目から主力としてプレーすることを目標に、10月の開幕に向けた調整を続けている。

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納見がアグレッシブなプレーを繰り返した。ハーフコートでの攻撃のメニューで守備の隙間を突いてドリブルを仕掛ける。実戦形式の練習では相手守備のプレスにあっても動じず、フリーの味方に的確にパスを出す。

「体はだいぶ慣れてきた」。現在の体重は84キロ。7月のチーム合流時から5キロ落ちてベストの83キロに近づいている。9月5、6日のプレシーズンゲーム秋田戦を皮切りに、開幕カードの横浜戦(10月3、4日、アオーレ長岡)に向けた調整が本格化する。それに合わせるようにコンディションを上げてきた。

チームのPGにはベテラン五十嵐圭(40)、青学大の先輩でB2東京Zから移籍の柏倉哲平(25)がいる。「見習うところがたくさんある」。同時に「自分の特徴はシュート。負けずに出していく」と引く気はない。練習中も盛んに周囲に声をかけ、プレーを確認。「どんどんコミュニケーションを図っていきたい」とルーキーながら積極的にチームをまとめようとする。

意識しているのは「チャレンジすること」。昨季途中に特別指定選手として島根に加入。新潟で正式にプロ入りとなった。シーズンの最初からチームの一員になっていることはプラスだ。青学大では大学屈指のPGとして注目された存在。「大学でも失敗しながら覚えてきた。これからも恐れずチャレンジしていく」と思い切りの良さを売りにする。

明成高(現仙台大明成高)のチームメート、NBAウィザーズ八村塁(22)とは気軽に連絡を取る。「長岡の田んぼの風景の画像を送ったら、『富山と似ているな』って返してきました」と笑う。親友の活躍も刺激の1つ。「いろいろチャレンジして、いいイメージでプレーしたい」。実戦、そして開幕を楽しみに仕上げにかかる。【斎藤慎一郎】

◆納見悠仁(のうみ・ゆうと)1997年(平9)4月10日生まれ、神奈川県出身。宮城・明成高(現仙台大明成)ではU16、17と世代別日本代表に選出された。青学大に進み、4年のインカレでベスト8。島根では19-20年、11試合出場で合計17得点、1試合平均出場時間8分7秒。182センチ、84キロ。背番号21。