日本スケート連盟(JSF)は2日、都内で理事会を開き、注目されているグランプリ(GP)シリーズの今季方式に関しても議論した。

8月28日にオンラインで理事会を開いた国際スケート連盟(ISU)と、日本などの開催6カ国が現在、作業部会を通して最終協議中。JSFの伊東秀仁フィギュア委員長(59)は「大会の中身については2日後か3日後か、もう少しかかるかもしれませんが、ISUから近々(発表が)あると思います」と説明した。

ISU理事会後の9月1日に更新されたISU通信によると、GPシリーズを開催する方針は引き続き支持された一方、各大会に招待する選手数や選出基準、22年北京五輪(オリンピック)のプレ大会となるGPファイナル(今年12月10~13日、北京)出場条件などについては協議中。理事会の承認を経た後、決定事項を可能な限り早くアナウンスする方針という。【木下淳】