27日まで行われたフィギュアスケート全日本選手権の上位選手らが共演するエキシビション「メダリスト・オン・アイス」が28日、長野市ビッグハットで行われた。

男子で2位に入った宇野昌磨(23=トヨタ自動車)は「オーボエ協奏曲」を演じ、美しいスケーティング、トリプルアクセル(3回転半)などのジャンプで魅了した。前日27日は女子フリーを観戦していたといい「やるよりも見る方が緊張するんだな、と。『皆さんも大変だな』と思って、見ていました」と笑わせた。

新型コロナウイルスの影響で今季初戦が今大会にずれ込んだが、ショートプログラム(SP)、フリーの合計で284・81点を記録した。21年3月の世界選手権(ストックホルム)代表に選出され「試合で見つかった課題を、次の試合で生かす練習がやっとできる。悔しさだったり、うれしさだったり、見つかった課題を、次の試合にぶつけられるように頑張ります」。21年のさらなる飛躍を誓った。

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