16年リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルス金メダリストで、今年8月に引退した高橋礼華さん(30)が30日、日本ユニシスでチームメートだった金子祐樹(26)と結婚したことを明かした。

自身のツイッターで「今年、私は30歳という節目の年。節目というだけあって、私にとって大きな決断をする年になりました」などと報告。関係者によると、今秋以降に婚姻届を提出したという。

高橋さんは現役時代、高校の1学年後輩にあたる松友美佐紀(28)とペアを組んできた。高橋さんの引退後、松友は金子との混合ダブルスに軸足を移し、27日まで行われた全日本総合選手権で準優勝。3人の関係性について高橋さんは「ご縁とは不思議なもの」と表現し、「これからは1番身近な応援団として、この2人を見守っていきたい」とつづった。

高橋さんは先月下旬に日刊スポーツの取材に応じた際、「恋愛はもちろんしていますよ」と幸せそうにほほえんでいた。関係者によると、高橋さんはリーダーシップを発揮する姉御肌タイプ。一方の金子は無口ながら一本芯の通った努力家だという。

◆高橋礼華(たかはし・あやか)1990年(平2)4月19日、奈良県生まれ。聖ウルスラ学院英智高から09年日本ユニシス入り。高校時代から1学年後輩の松友美佐紀とペアを組み、16年リオ五輪で金メダルを獲得。今年8月に引退を表明した。165センチ。

◆金子祐樹(かねこ・ゆうき)1994年(平6)7月22日、埼玉県出身。埼玉栄高から13年日本ユニシス入り。ダブルスとともに、20年から松友美佐紀とのペアで混合ダブルスに取り組み、全日本総合選手権で準優勝。179センチ、71キロ、左利き。趣味は野球観戦。

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