東地区最下位のレバンガ北海道は京都ハンナリーズに74-94で敗れ3連敗となった。「レバンガ北海道×北海道コンサドーレ札幌コラボデイ」として、コンサドーレ風の赤黒を基調とした袖ありユニホームで臨んだが、2744人のファンに勝利を届けることはできなかった。勝てば最下位脱出の可能性があったが、順位を上げることはできなかった。

策は練ったが、相手が一枚上だった。宮永雄太監督(39)は「外国籍選手にシュートではなくパスを選択させられるようなプランを立てたが、他の選手がヘルプにいった際、空いたところを日本人選手に突かれるという悪い流れになってしまった」。京都のジャスティン・ハーパー(31)、デイヴィッド・サイモン(38)、レイヴォンテ・ライス(28)の3外国籍選手が、いずれも20点超えと、警戒していた選手を封じられなかった。

コンサドーレのユニホームを着たファンも訪れた一戦。主将の橋本竜馬(32)は「いろいろなファンが来てくださっているのに、これではまた見に来てもらえない。個もチームも改善すべきことがみつかった。やるべきことが緩くなると、戦術がはまらない」と反省した。1月は4勝3敗と開幕4カ月目で初の勝ち越し。収穫と課題を見直し、2月の反撃につなげる。【永野高輔】