18年平昌五輪4位の宮原知子(22=関大)は、ジャンプの失敗が響いて、59・99点で16位だった。

冒頭のコンビネーションジャンプは、最初の3回転ルッツで転倒した。「跳んだ感じは悪くなかったが、外に外れてしまった」。演技後半にリカバーを狙ったが、3回転ループの着氷が乱れて、コンビネーションは1回転ループをつけるのが精いっぱい。悔しい演技となった。「ちょっとつめて考えたい」と話した。

今大会は、22年北京五輪の枠どりがかかる。「もちろん、その枠のためには順位も大切になってくる。自分の一番いい演技ができれば、必然とつながってくると思うので、まずは自分に集中したい」と話していたが、本来の演技を披露することはできなかった。