全日本柔道連盟は8日、グランドスラム・カザン大会(5~7日、ロシア)に参加し、7日に帰国した一部選手団のうち1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ロシア出発前のPCR検査では陰性だったが、羽田空港到着時の検査で陽性が確認された。

現在、陽性者は検疫所長の指定する宿泊施設で隔離療養に入っている。同じ便で帰国した他の選手団員は、自宅などで14日間待機する。

国際大会では、国際柔道連盟(IJF)や現地柔道連盟の規定に基づいて、厳しく行動制限されている。選手団は出国から帰国まで計5、6回のPCR検査を受けていた。