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今日の誕生日
長谷川次男(1913年)
日本の元男子シングル選手。1932年ガルミッシュパルテンキルヘン五輪23位、同年世界選手権17位
カート・ブラウニング(1966年)→Pick Up!
マキシム・コフトゥン(1995年)
ロシアの元男子シングル選手。2012年ジュニアGPファイナル優勝。シニア転向後は14年フランス杯、中国杯優勝。世界選手権は5度出場し、2014年の4位が最高位。2019年に引退。
Pick Up! カート・ブラウニング
初の4回転ジャンパーとして、さらにアマチュア、プロとしても大きな存在感を放ち続けるカナダの名スケーターです。
金字塔を打ち立てたのは1988年、21歳で臨んだ世界選手権でした。直前のカルガリー五輪で「ブライアン対決」を繰り広げたブライアン・ボイタノ、ブライアン・オーサーらも狙っていた、「4回転ジャンプ初成功者」の称号。この大会でトーループで4回転を回りきって着氷し、国際スケート連盟(ISU)の公認大会で初のスケーターとなりました。
競技成績では翌1989年から世界選手権を3連覇し、悲願の金メダルに挑んだのが1992年アルベールビル五輪でした。大本命で迎えた2度目の五輪は、オリジナルプログラムで序盤の連続ジャンプで転倒。要求される重要な要素の欠落で、要素点で5・2-5・4の評価。演技点で盛り返したものの、バルナ、ワイリーに続く4位に、表情はこわばりました。腰痛で満足な練習ができなかった影響は大きく、「調子は上向きなので、積極的な気持ちで大会に臨みたい」と前向きに話していた大会前の言葉を体現できませんでした。フリーを終えて6位という結果は、大きな悔しさを残しました。
1994年リレハンメル五輪を5位で終えた後にアマチュアを引退。アイスショー「スターズ・オン・アイス」に出演を続けながら、多くの振り付けを手掛けるようになりました。
2006年にはISUの殿堂入り。2020年7月に初開催されたISUのスケーティング・アワードでは特別功労賞を受賞しました。