2大会連続五輪を目指す坂本花織(21=シスメックス)はSPで71・16点で4位発進した。 18年平昌五輪4位入賞の宮原知子(23=木下グループ)は同66.・36点で8位、9月に行われた中部選手権で準優勝した横井ゆは菜(21=中京大)は同54・77点で12位だった。
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | アレクサンドラ・トルソワ | 77.69 |
2 | ダリア・ウサチョワ | 76.71 |
3 | クセニア・シニツィナ | 71.51 |
4 | 坂本花織 | 71.16 |
5 | ユ・ヨン | 70.73 |
6 | キム・イェリム | 70.56 |
7 | アンバー・グレン | 67.57 |
8 | 宮原知子 | 66.36 |
9 | オードレイ・シン | 62.82 |
10 | スター・アンドリュース | 61.94 |
11 | エカテリーナ・クラコワ | 61.36 |
12 | 横井ゆは菜 | 54.77 |
坂本花織
2A/3Lz/CCoSp/3F+3T/FCSp/StSq/LSp
冒頭のダブルアクセルは難なく着氷。3回転ルッツも着氷した。連続ジャンプは最初のフリップが2回転になったが後の3回転トーループにつなげ、着氷した。演技後は少し悔しそうな表情を見せた。
宮原知子
3Lz+3T/FCSp/2A/3F/CCoSp/StSq/LSp
冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを着氷。ダブルアクセルも決めた。3回転フリップは着氷でバランスを崩したが、スピンやシーケンスではレベル4を獲得した。キス・アンド・クライで得点が発表されると首を傾げた。
横井ゆは菜
2A/3F+3T/CCoSp/3Lz/FCSp/StSq/LSp
冒頭のダブルアクセルと3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンを着氷。3回転ルッツは抜けて1回転に。演技後は何度か頷き、観客に笑顔で手を振って応えた。
<出場選手>
グループ1
クセニア・シニツィナ(ロシア)
オードレイ・シン(アメリカ)
ダリア・ウサチョワ(ロシア)
横井ゆは菜(中京大)
アンバー・グレン(アメリカ)
スター・アンドリュース(アメリカ)
グループ1
宮原知子(木下グループ)
キム・イェリム(韓国)
エカテリーナ・クラコワ(ポーランド)
ユ・ヨン(韓国)
坂本花織(シスメックス)
アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)
◆グランプリ(GP)シリーズ 欧州、北米、アジアを巡る6戦。勝ち残った6人、6組だけが、その先の大阪でのGPファイナルのリンクに立つことを許される。男子39人、女子45人、ペア26組、アイスダンス35組、20カ国から集うトップスケーターたちが出場2試合の成績で決まる日本行きの切符をかけ、熱き氷上バトルを繰り広げる。
◆フィギュアスケート北京五輪代表選考 シングルは男女ともに最大3枠を確保しており<1>全日本選手権(12月)優勝者が1人目<2>全日本2、3位、GPファイナル出場者上位2人、全日本終了時点の国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人、の中から2人目<3>最後に(2)で漏れた中からISU世界ランキングなどを総合的に判断して3人目を決める。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。