ラグビー日本代表(世界ランク10位)のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、51)が、新たな形で過去5戦全敗の難敵に挑む。

19年ワールドカップ(W杯)日本大会以来、約2年ぶりに国内で行うテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2021」オーストラリア戦(23日、昭和電工ドーム大分)に向けて21日、メンバーを発表。フランカーのリーチ・マイケル(33=東芝ブレイブルーパス東京)とSO田村優(32=横浜キヤノンイーグルス)は控えに名を連ねた。ジョセフHCは「リーチ、田村が後半から出てきて、経験ある選手が活躍する。試合にもインパクトをもたらせてくれる」と新たな役割に期待を込めた。

SOは18年11月のロシア戦以来、約3年ぶりの先発となる松田力也(27=埼玉パナソニックワイルドナイツ)を抜てき。松田に対して「しっかりと準備ができている」と評した上で「オーストラリアは毎試合力をつけている。ゲームプランを遂行する必要がある。それで勝つことができる。今後のこと、未来のことを考えつつ、若い選手にとってはチャンスになってくる」。世界ランク3位からの白星を目指す。

【日本代表メンバー】

〈1〉稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

〈2〉坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

〈3〉具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)

〈4〉ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

〈5〉ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)

〈6〉ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

〈7〉ピーター・ラブスカフニ(主将、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)

〈8〉姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)

〈9〉流大(東京サントリーサンゴリアス)

〈10〉松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

〈11〉シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)

〈12〉中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)

〈13〉ラファエレ・ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)

〈14〉レメキ・ロマノラバ(NECグリーンロケッツ東葛)

〈15〉セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)

〈16〉庭井祐輔(横浜キヤノンイーグルス)

〈17〉クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

〈18〉バル・アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)

〈19〉リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)

〈20〉テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)

〈21〉斎藤直人(東京サントリーサンゴリアス)

〈22〉田村優(横浜キヤノンイーグルス)

〈23〉ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)