18年平昌五輪銀メダルでSP2位発進の宇野昌磨(23=トヨタ自動車)はフリー181・61点、合計270・68点で今季公式戦初戦を2位で終えた。 左肩痛を抱える同5位の佐藤駿(17=フジ・コーポレーション)は同166・53点、合計247・05点で4位だった。
順位 | 選手 | SP | フリー | 合計 |
---|---|---|---|---|
1 | ビンセント・ジョウ | 97.43 | 198.13 | 295.56 |
2 | 宇野昌磨 | 89.07 | 181.61 | 270.68 |
3 | ネーサン・チェン | 82.89 | 186.48 | 269.37 |
4 | 佐藤駿 | 80.52 | 166.53 | 247.05 |
5 | ジミー・マー | 84.52 | 143.60 | 228.12 |
6 | ミハル・ブレジナ | 75.43 | 152.04 | 227.47 |
7 | ダニエル・グラッスル | 70.88 | 150.55 | 221.43 |
8 | ナム・ニューエン | 74.32 | 145.28 | 219.60 |
9 | アダム・シャオ・イム・ファ | 67.60 | 149.92 | 217.52 |
10 | アルトゥール・ダニエリヤン | 68.74 | 146.19 | 214.93 |
ケビン・エイモズはWD
宇野昌磨
4Lo/4S/4T+3T/3A/FCSp/ChSq/4F/4T+2T/3A+1Eu+3F/FCCoSp/CCoSp/StSq
冒頭の4回転ループは体勢を崩し片手をついた。4回転サルコーは両足で着氷。4回転-3回転トーループの連続ジャンプは後半ジャンが2回転に。4回転フリップは何とかこらえて着氷。3連続ジャンプは最後の着地で乱れた。
佐藤駿
4Lz/4F/4T+3T/FCCoSp/4T/3A+1Eu+3S/FSSp/3F+2T/3A/StSq/ChSq/CCoSp
冒頭の4回転ルッツは着氷でバランス崩す。4回転フリップは軸がぶれて転倒した。4回転-3回転トーループの連続ジャンプは後半のジャンプが2回転に。4回転トーループは着氷した。3連続ジャンプはうまく着氷したが、トリプルアクセルでバランスを崩した。
ネーサン・チェン
冒頭の4回転ループは高いジャンプから着氷。4回転ルッツは2回転に。4回転フリップ-3回転トーループは着氷。4回転サルコーは抜けて2回転に。その後のトリプルアクセルや連続ジャンプは着氷した。ステップやスピンはレベル4を獲得した。
<出場選手>
グループ1
ケビン・エイモズ(フランス)58.14
アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)67.60
アルトゥール・ダニエリヤン(ロシア)68.74
ダニエル・グラッスル(イタリア)70.88
ナム・ニューエン(カナダ)74.32
グループ2
ミハル・ブレジナ(チェコ)75.43
佐藤駿(フジ・コーポレーション)80.52
ネーサン・チェン(アメリカ)82.89
ジミー・マー(アメリカ)84.52
宇野昌磨(トヨタ自動車)89.07
ビンセント・ジョウ(アメリカ)97.43
◆グランプリ(GP)シリーズ 欧州、北米、アジアを巡る6戦。勝ち残った6人、6組だけが、その先の大阪でのGPファイナルのリンクに立つことを許される。男子39人、女子45人、ペア26組、アイスダンス35組、20カ国から集うトップスケーターたちが出場2試合の成績で決まる日本行きの切符をかけ、熱き氷上バトルを繰り広げる。
◆フィギュアスケート北京五輪代表選考 シングルは男女ともに最大3枠を確保しており<1>全日本選手権(12月)優勝者が1人目<2>全日本2、3位、GPファイナル出場者上位2人、全日本終了時点の国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人、の中から2人目<3>最後に(2)で漏れた中からISU世界ランキングなどを総合的に判断して3人目を決める。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。