女子2位の「リーザ様」ことエリザベータ・トゥクタミシェワ(24=ロシア)が魅了した。

「スパークリング・ダイヤモンド」に乗ってマジシャン風の衣装で登場。黒のハットにジャケットで舞った後、脱いだ。シースルーの赤いドレスに早替えし、妖艶に舞って大歓声を浴びた。

同じロシアの15歳、今大会でフリー180・89点、合計265・08点と女子の世界記録を更新して衝撃のGPシリーズ初出場優勝を遂げたカミラ・ワリエワも登場。ディープブルーの衣装で華麗に演じ、アンコールでは歴代最高得点の名曲「ボレロ」を再演した。

ともに次は第6戦(最終戦)ロシア杯(26~28日、ソチ)に出場する。

男子優勝でGPファイナル(大阪)出場を確実にしたネーサン・チェン(22=米国)はアメカジ風の衣装で登場し、得意のバックフリップなどで北米圏のファンの心をつかんだ。これにてスケートカナダは閉幕した。