世界最高峰のイタリア1部セリエAで初の日本人対決が実現した。男子日本代表主将の石川祐希(25)が所属するミラノは、西田有志(21)がいるヴィーボ・ヴァレンティアと対戦。10得点を挙げた石川の攻守にわたる活躍などで、3-0(25-20、31-29、25-23)とストレート勝ちを収めた。

記念すべき対決を終えた石川は「世界最高峰と言われるイタリア・セリエAの舞台で、日本人対決ができるのはとてもうれしいことだと思いますし、楽しみながらプレーできた」。ストレート勝ちながら、どのセットも互いに20点以上奪う好ゲームを展開にも「最後まで落ち着いてプレーできた」と振り返った。

西田の存在に刺激を受けながらも、石川はトップリーグで活躍する日本人選手がさらに増えることを期待。「今後日本人対決が『珍しい』と言われることなく、日本人があたりまえのようにトップリーグで活躍できる未来が来ると、これからの日本バレー界にとってもプラスになっていくことだと思う」とコメントを寄せた。

次戦は7日(日本時間翌8日)に昨季プレーオフ王者のチヴィタノーバをホームに迎える。