フィギュアスケート女子の坂本花織(21=シスメックス)が「和ませ役」を誓った。

2度目のオリンピック(五輪)となる北京五輪代表に決まった全日本選手権から一夜明けた27日午前、インタビューに対応。「特に自分がエースと思ったことは全くなくて、選ばれた3人は横並び。自分が引っ張っていこうというのは、全く思っていなくて、でも、やっぱり初めての舞台でみんな緊張すると思う。ちょっとでもその場を和ませられたら。リラックスしていつも通りの演技が五輪の舞台でできるようにしていきたいと思っています」と見据えた。

女子は3人が代表だが、樋口新葉、河辺愛菜は初出場。持ち前の明るさで、緊張をほぐすのが役目とした。

4年前の平昌では6位。

「大きめの目標だと、平昌の点数と順位よりも上にいくっていうのが目標。さらに絞ると表彰台に上がりたい」。

女子は4回転ジャンプを武器にするロシア勢が席巻しているが、ジャンプ、表現など総合力で対抗してみせる。