東京オリンピック(五輪)で男子個人、団体ともに銅メダルを獲得した古川高晴(37=近大職)が、24年パリ五輪で、残された金メダル獲得へ1歩を踏み出した。この日、五輪メダリストの実力で、1位決定戦まで進出。しかし、最後は同点シュートアウトの1射しか打たない一発勝負で敗れ、2位となった。
それでも上位3人に与えられる9月のアジア大会代表をしっかりとゲットだ。「パリ五輪に向けてアジア大会はまずステップ。上に目指すものがある限り、そこを目指したい」と12年ロンドン五輪で銀、東京で銅を獲得し、残された金メダルへの意欲を語った。
昨年後半から、練習と試合の構えが異なってしまう欠点の修正に力を入れてきた。試合になると、「ミスが怖いとか考え、(構えが)小さくなってしまう」。銅メダルを獲得した東京五輪でも、その欠点は「ボロボロだった」という。
練習ではできることが試合ではできない。メンタル的な問題が大きく、この冬は、室内大会や記録会まで多くの試合を積み、修正を心がけた。「この日も1位決定戦はまずまずだったが、完璧にはできていない」。
パリ五輪に向けて、「この欠点以外、大きく積み上げるものはない」。その欠点を修正することで、アジア大会、そして最終的にはパリ五輪での金メダルが待っている。
▽アーチェリーアジア大会代表 男子 桑江良斗(自衛隊体育学校)、古川高晴、武藤弘樹(トヨタ自動車) 女子 野田紗月(近大)、安久詩乃(堀場製作所)、上原瑠果(同大)


