女子バスケットボールWリーグの新潟アルビレックスBBラビッツは10日、22-23年の新体制会見を新潟市のホテルイタリア軒で行った。新潟医療福祉大女子バスケットボール部の前監督で、今季から指揮を執る伊藤篤司・新監督(50)と新加入選手6人が出席した。
「私の任務は今季は3つあると思います」。伊藤監督は会見冒頭で自らのタスクを話した。1つは「地域貢献」。応援してくれる地域のファンとの関係を積極的に深めていく。2つ目は「大学との連係」。監督は退任したが、新潟医療福祉大には講師、女子バスケ部のディレクターとして籍を置く。新潟の選手のデータなどを大学と共有して双方に役立てるつもりだ。
そして「いちばん大事だと感じている」と力説した3つ目は「開幕戦2連勝」。開幕節の2試合で白星を連ね、流れと勢いを持たせることに注力する。「(2連勝は)絶対だと思っている。期待していてください」と力強い。
新潟は21-22年は1勝23敗で、5季連続最下位に沈んだ。今季の数字目標は「5勝。そこが現実的なところ」(伊藤監督)。再建の第1歩はまず勝つこと。「どうせだめなんだ、と思っていたらいい選手にはなれない。みんなでフォローしながらやっていくことが大切。それを整理するのが僕の役目」。会見に顔をそろえた新戦力メンバーに伝えるように思いを口にした。
新潟は11日にミーティングを行い、12日から始動する。伊藤監督は「どのようなプレーができるかを把握し、共通認識を持たせる」と丁寧にチーム作りに取り組む心づもりを話した。
◆伊藤篤司(いとう・あつし)1972年4月18日生まれ、静岡県出身。京産大卒業後、愛知機械工業でプレー。04年から11年までWリーグ・アイシンAW(現アイシン)のコーチ、14年から5季は実業団の紀陽銀行の監督。02年から04年は米国にコーチ留学の経験もある。19年から21年まで新潟医療福祉大を3年連続インカレ出場に導いた。


