昨夏の東京オリンピック(五輪)銅メダルの渡辺勇大(25)東野有紗(26)組(BIPROGY)が、大会初戦を順当に突破した。同115位のスコットランドペアを21-12、21-7で圧倒した。

試合時間31分であっさりと料理した。東野は「初戦ということで少し緊張したが、丁寧にプレーすることができた」と納得の表情。通常の会場よりも広い東京体育館が舞台となる。渡辺は「コートの感覚が大事になると思っている。今日の後半でそれをまずはつかめたと思う」。確かな手応えを口にした。

大会3日目午前の試合。前日までの2日間より明らかに多くの観客が詰めかけた。コート入場時に選手名がアナウンスされると、場内から大きな拍手が響いた。試合中も得点が入ると拍手が響き、好プレーにはどよめきが起きた。渡辺は「僕たちの後押しになっている」と感謝。東野は「後押しを力に変えて頑張っていきたい」と力を込める。

世界選手権では19年銅メダル、21年銀メダル。まだ手にしていない金メダルへ向け、ワタガシペアが好発進した。【奥岡幹浩】