フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌オリンピック(五輪)を連覇した羽生結弦さん(27)が、年内のアイスショー公演の見通しを明かした。

25日に地元宮城県のkhb東日本放送の「サンデーチャージ!&スポーツ」に生出演。「いちおう、ショーは年内に2回くらいやろうかなと。会場の問題がなかなか難しくて、取れなくて大変だったんですけど、とりあえず2回はやろうと思ってます」と話した。

プロスケーターとして思い描くことがあふれる。この日も構想を口にした。

「1つのショーで何回か羽生結弦見れるよ、みたいな感じにはしようかなと。また、フィギュアスケートって言葉がないので、どうしても表現したいことなんだろうなとわからなくなったりする。抽象的になったりするので、もっと伝わりやすく、分かりやすくというのはいろいろ工夫したいなと思います」

「競技では同じジャンプ2回しかできないですけど、同じジャンプを4回でも5回でもやっちゃえ、とか。コンビネーションジャンプといってジャンプ跳んですぐに次のジャンプ跳ぶのもあるんですけど、あれを何回もやっちゃえとか。技術的にも体力的にも難しいものをやる。それプラスアルファで、試合でやっていたものをより完成度高くやってみせることもやっていけたら良いなと思います」。

アマチュア時代よりも体力的、技術的にも向上させた上で、ショートを完遂する。「ショーの枠をちょっと取っ払っていけるくらいの勢いで頑張っていきたいな」と志していた。