フィギュアスケートのペアでグランプリ(GP)ファイナル覇者の三浦璃来(21)、木原龍一(30)組(木下グループ)が、21日の全日本選手権(大阪・東和薬品RACTABドーム)の開会式を欠席することになった。

この日、2人がSNSをそれぞれ更新。

「相次ぐ飛行機の遅延で私たちがトロントの自宅を出てから50時間程経ちました。

今はまだバンクーバーにいます。

開会式には間に合いませんが、大会当日には間に合うように大阪に向かっています。

どうか日本に到着できますように..!!」

飛行機の遅れで、練習拠点のカナダを離れられず、現在も経由地のバンクーバーにいると明かした。

添えられた写真は、2人そろってうつむいての体育座り。ユーモアも忘れない投稿となったが、試合では強行軍を強いられることになりそう。

「りくりゅう」は今月上旬のGPファイナルを日本勢として初制覇。優勝した19年大会以来3年ぶりとなる全日本選手権が凱旋(がいせん)試合になる。

ショートプログラム(SP)は23日、フリーは24日に行われる。