ジュニアグランプリ(GP)ファイナル女王でショートプログラム(SP)4位の島田麻央(14=木下アカデミー)が初出場で表彰台に上がった。フリーは132・51点、合計202・79点。「びっくりだし、まさか立てると思ってなかったので、すごくうれしいです」とほほえんだ。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、続く4回転トーループは同時に決めれば日本女子初の快挙だった。ただ、「すごく緊張していた」と、どちらも軸が最後に傾いて転倒。悔しい結果となったが、「その2つはないものだと思って切り替えました」と非凡さをみせる。その後のジャンプを全て決め、得点を積みあげた。演技後は最後まで表情ははれなかったが、日本一を決める舞台で大きなインパクトを残した。

SP後には「最後まで緊張していました」と初々しく笑っていた。年齢制限の引き上げで26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の出場条件こそ満たさないが、将来を見据えて取り組んできた4回転トーループと3回転半だった。大技の同時成功は持ち越しとなったが、「今後は2本失敗しても他のジャンプは失敗しない自信になりました」と前向きに捉えた。

来年もさらに飛躍を狙う。

◆島田麻央(しまだ・まお)2008年(平20)10月30日、東京・小金井市生まれ。19年から全日本ノービス選手権(ノービスB=6月30日時点で満9~10歳、ノービスA=同11~12歳)3連覇。昨季はノービスながら全日本ジュニア選手権を制し、荒川静香以来、27年ぶりの“飛び級”優勝。今季の合計217・68点はシニアを含めて世界トップ。趣味は料理、テーブルウエア集め。147センチ。