テニスの全豪オープンが16日、メルボルンで開幕する。8度目のグランドスラム(4大大会)挑戦で、予選3試合を勝ち上がって初の本戦出場切符をつかんだ男子の綿貫陽介(24=フリー)は同日に初戦を迎える。
世界ランキング138位で、同45位のアルトゥール・ランデルクネク(フランス)に挑む。昨季終盤に国内の下部ツアー大会で2週連続優勝し、勢いに乗る。待望の本大会出場を控え、大会を連日生中継するWOWOWの独占インタビューに応じた。
一問一答は以下の通り。
-ついに4大大会の予選を突破した。要因は
「過去に1度、全豪の予選決勝に勝ち上がったことがありました。その時は第2セットと最終セットでブレークアップして勝てるチャンスがありましたが(最終的に)負けてしまい、すごく悔しい思いをしました。そのことをずっと覚えていて、予選決勝の試合前に、そういう思いは2度としたくないという思いが強くありました。今は調子が良いですし、予選2回戦では相手のマッチポイントをしのいで、そこから勝つことは自分の中では初めての経験でした。気持ちのバランスも良く試合に向かえたのがよかったです」
-試合後、お兄さんと抱き合うシーンが感動的だった。どのような言葉をかわしたのか
「とにかく本当によかったねと。以前、予選決勝で負けた時に兄も一緒にいて、2人で悔しい思いをしました。今もお世話になっているコーチと3人で『これがグランドスラムか』と話をしました。自分たちが経験していない時は、ここまでつらいものだとは思いませんでした。予選決勝で負けることがこんなに悔しいことなのかと思いました。3人の共通した痛みというか悲しみだったので、今回勝てたことは本当によかったです」
-初めての4大大会に向けて、どのような準備をしてどのような気持ちで臨むか
「やっとスタートラインに立てたというのが正直な気持ちです。今回の最低限の目標は予選を突破することだったけれど、これで肩の荷が少し下りたので、思い切りプレーすることができます。緊張すると思いますし、プレッシャーもあると思いますが、まだまだペース配分できるレベルではないので最初から思い切りプレーします。自分のテクニックがどこまで通用するのか、やれるところまでやりたいです」
-1回戦の相手アルトゥール・ランデルクネク選手について調べたか
「過去に2度対戦して1勝1敗です。ここ2年くらいでランキングが上がってきている選手です。身長が高いのでサーブが良くて、丁寧なプレーをしますけど、結構アグレッシブに前に出てくるイメージが強いので、身長が高い選手と練習をしていい準備ができればと思います」
-日本のファンにメッセージを
「ここがやっとスタート地点です。自分の今の実力でどこまでいけるか試したいと思っています。全力でプレーするので応援よろしくお願いします」
◆全豪オープンテニスはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでは全コートライブ配信される。


