今季のグランプリ(GP)ファイナル銀メダリスト山本草太(23=中京大)が優勝を飾った。

国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自身初の大台となる101・32点で首位発進したショートプログラム(SP)からフリーは173・54点、合計274・86点で後続を引き離した。

冒頭の4回転サルコーが2回転になるミスも、続く2本の4回転トーループに成功。立て直すと、スピンなどでの確実な加点などにつなげていった。

表彰式ではアンバサダーを務める北京五輪金メダルのネーサン・チェン(米国)が登場。ジュニア時代からしのぎを削る相手から記念品をもらい、笑顔をみせる場面もあった。

2位は壷井達也、佐藤駿は5位だった。