日本がポーランドを3連勝で下し、9月のワールドグループ(WG)1部進出を決めた。

2日目ダブルスに登場したマクラクラン勉(30=イカイ)、綿貫陽介(24=フリー)組が約2時間30分、フルセットに及ぶ激戦の末に辛勝。初日のシングルスで快勝した西岡良仁、ダニエル太郎の流れを引き継いだ。

綿貫は「日本の勝利を決められてうれしい」。マクラクランは「タフなときがあったけど、みんなの応援が助かった」と観客に感謝を伝えた。

日本は前日4日の初日シングルス第1試合に出場した世界ランキング33位の日本のエース、西岡良仁(27=ミキハウス)が同273位のダニエル・ミハルスキに6-3、6-2でストレート勝利。第2試合で同108位のダニエル太郎(30=エイブル)も、同255位のカツペル・ズクと対戦し、6-3、6-4で勝利した。

3戦先勝方式で、この日はダブルス1試合とシングルス2試合が予定され、日本は、デ杯本戦、予選の下のカテゴリーにあたるWG1部進出に“王手”をかけて臨んでいた。