フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が右足首のケガの現状を説明した。

KOSE新横浜スケートセンターで3日に開催されたアイスショー「プリンスアイスワールド横浜公演」に出演。「足に関しては、これ以上良くならないのかなっていう状況が今の状況で」と言及。3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の前から痛めて、大会の公式練習でも悪化していた。4月の世界国別選手権を欠場することになった痛みに、「痛みとかはほとんど出ることは少ないんですけれども、あの足のレントゲンを取った感じ、骨の形自体がちょっと変わっていたので。言葉だけ聞くと、大げさに聞こえるかもしれませんけど、本当に少しの話なんですけど」と丁寧に続けた。練習で1時間近くになると痛むときもあるという。「これからどう付き合っていくかっていう形になるかな」と見据えた。

この日は午前の公演では昨季のエキシビション「Padam、Padam」を熱演した。来季のショートプログラム候補の1つとし、「まだ自分が今年、どのプログラムをショートにするか決めていない。全てエキシビション用に作って、その中から選びたい」とした。午後の公演で滑るとした「Come Together」に関しては「これをショート用に変えるのは難しいんじゃないかなっていうのもある。可能性は低い」と見通した。

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