福島ファイヤーボンズが岩手ビッグブルズと対戦。「東北ダービー」2戦目を76-73で制し、連敗を「3」で止めた。

前半は42-48と6点のリードを許して折り返し。ハーフタイムにエンリケ・スニガ、スーパーバイジングヘッドコーチ(SVHC、47)が「DFが良いチームが勝つ」と、持ち味の守備に意識を向けるよう指示。その言葉通り、第3Qは相手をわずか5失点に抑える堅守を発揮。スニガSVHCは「昨日(18日)からの成長を感じた。守備が持ち味のチームなので信じて続けていくしかない」とうなずいた。

第4Qは、PF/Cラポラス・アイヴァナーカス(25)が爆発した。ここまでアイヴァナーカスは10得点。3分19秒で3点シュート(3P)を沈めると、続く6分14秒、同29秒、7分13秒と2点シュート。第4Qだけで11得点を挙げ、チーム最多の21得点で勝利に貢献した。「スコア以上にチームのために今すべきことをした結果だった」。

アイヴァナーカスは、練習中に鼻骨を骨折。現在はフェースマスクを着用してコートに立っている。「多少やりにくさを感じるが、けがに見舞われてプレーをする他の選手に比べたらマシです」。手負いのヒーローが、チームのために体を張った。次節25、26日はホーム郡山で西地区首位・福岡を迎え撃つ。この勝利をきっかけにチーム全員で勝利をつかみにいく。【木村有優】

◆岩手は今季初の3連勝は逃がしたが、大きな収穫を得た。鈴木裕紀ヘッドコーチ(HC=46)は「ディフェンスリバウンドがなかなか取れずに、苦しいゲームだった」と悔しげ。それでも、過去14戦で2勝12敗と大きく負け越している福島を相手に、18日は1点差の接戦を制し、今季初の連勝。開幕前からコンディション不良者続出に見舞われたが、ようやくリスタートを切った。鈴木HCは「2戦で手応えを得た。ここから右肩上がりで成長してくれるはずなので、顔を上げて次に向かいます」と切り替えた。