宇都宮ブレックスに特別指定選手として加わった小川敦也(21=筑波大3年)が23日、宇都宮市の栃木県庁内で入団会見を行った。
小川は昨季に続き、特別指定選手として宇都宮でプレーするが、今回は大学のバスケットボール部を退部し、プロとして活動する。卒業を待たずにプロになることを選んだ理由について「目標である日本代表になるために決断した」と話した。
190センチの大型ポイントガードとして名をはせ、19歳以下の日本代表経験もある。2023年の全日本大学選手権(インカレ)ではアシスト王に輝き、優秀選手賞も受賞した。
一方で、「(昨季)ブレックスとしての活動や代表キャンプに参加してみて、自分の実力のなさを痛感」し、さらなるレベルアップに何が必要なのか熟考。「高いレベルに身を置くこと」と自ら結論づけ、プロになることを決断した。
「筑波大の吉田先生をはじめ、背中を押していただいた関係者の方々に感謝したい」。プロ入りについては筑波大の吉田健司監督や、元bjリーガーで、現在はWリーグのアイシンウィングスコーチの父・小川忠晴氏(54)にも相談し、理解を得たという。
Bリーグの複数のクラブからオファーをもらい、宇都宮を選んだ。京都・洛南高の先輩でもあり、憧れの存在でもある比江島慎の存在が大きい。小川はすでにチームに合流しており、比江島から「一緒に頑張っていこう」と声をかけられたという。
「比江島選手は日本でもトップの選手。盗めるところは盗んでいきたい」。ブレックスだけではなく、比江島と一緒に日本代表になることも目指す。「(今夏の)パリ五輪もチャンスがあるならば狙っていきたい」。大いなる希望を抱き、プロとしてのキャリアを宇都宮でスタートさせる。【沢田啓太郎】
宇都宮ブレックス・鎌田眞吾GMの話
どうしても欲しい選手で、うちを選んでくれて本当に良かった。身体能力が高く、パスセンスもあり、ハンドリングもうまい。ポイントガードに必要なものを高いレベルで備えている。日本代表に成長できるよう、サポートしていきたい。
◆小川敦也(おがわ・あつや)2002年6月24日生まれ、新潟県出身。洛南高校から筑波大に進学。190センチ、84キロ。


