夏季を含めて日本女子最多のオリンピック(五輪)メダル通算10個を誇るスピードスケートの高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が4日、世界選手権(5~8日、オランダ・ヘーレンフェイン)終了後に現役引退する意向を示した。

自身のインスタグラムを更新し「今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします」と日本語と英語で思いをつづった。

数々の「金字塔」を打ち立ててきた。2月に行われたミラノ・コルティナ五輪で3つの銅メダルを獲得し、夏冬通じて日本女子最多を更新する五輪10メダル(金2、銀4、銅4)に到達した。2位は5個で、柔道谷亮子、アーティスティックスイミングの立花美哉、武田美保。男子を含めても日本勢3位で、体操の小野喬の13個、加藤沢男の12個に続いた。

冬季五輪で10メダルは日本最多。2位は複合の渡部暁斗、フィギュアスケート鍵山優真、坂本花織の4個。

22年北京大会では一気に4個のメダルを手にした。冬季五輪1大会で4メダルは日本最多だった。

18年に、世界選手権で日本勢初の総合優勝。短距離から長距離までをこなす「オールラウンダー」ぶりを示した。19年には1500メートルで1分49秒83の世界記録をマーク。W杯でも日本勢最多の通算38勝を記録した。

◆高木美帆の五輪メダル

▽18年平昌五輪(金1、銀1、銅1)

1000メートル 銅

1500メートル 銀

団体追い抜き 金

▽22年北京五輪(金1、銀3)

500メートル 銀

1000メートル 金

1500メートル 銀

団体追い抜き 銀

▽26年ミラノ・コルティナ五輪(銅3)

500メートル 銅

1000メートル 銅

団体追い抜き 銅

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