【トゥールーズ(フランス)=松本航】日本(世界ランク13位)の副将を務めるSH流大(31=東京サントリーサンゴリアス)が、試合当日に急きょ欠場した。

2日前の26日に行われた登録メンバー23人の発表時点では先発に名を連ねていたが、前日27日の練習には姿がなかった。広報担当者は「コンディション調整」と説明、宿舎で過ごしていた。

日本は23年の代表戦全8試合に、SHは流と斎藤直人(東京SG)の組み合わせで臨んできた。各組上位2チームの8強へ、グループで1勝1敗同士の負けられない一戦。リーダーの1人としても期待されていた、ここまでの2試合連続で先発してきた副将の欠場は手痛い。

代役の先発にはリザーブだった斎藤が昇格し、ワールドカップ(W杯)初スタメン。控えには福田健太(トヨタヴェルブリッツ)が初めて登録された。

同じ東京SGに所属する先輩の穴を埋める。斎藤は前日会見で「ここを落としたら難しいことは全員、分かっている。ただ、それをプレッシャーには感じていない。コーチが授けてくれるプランを信じて遂行するだけ、フィジカルを前面に出して戦ってくるので、ゲームコントローラーとしてプレッシャーを軽減しつつ、チャンスを見極めてアタックし切りたい。(流は)ライバルでもあるけど、アドバイスもくれますし、試合を離れれば最も仲いい先輩。自分の強みはテンポ。必要な状況であれば発揮して貢献したい」と燃えていた。

日本は、初戦のチリ戦でも主将のNO8姫野和樹(トヨタ)が左ふくらはぎ痛で試合当日にメンバー外へ。しかし、試合は42-12で勝っている。

今回のチームは、スローガン「Our Team(アワチーム=私たちのチーム)」を掲げてきた。今回も、誰が出ても勝つ。日本の底力を示して10月8日のアルゼンチン(同9位)との最終戦へつなげるつもりだ。