26日の柔道世界選手権女子48キロ級で優勝した福見友子(24=了徳寺学園職)が、さらなる向上を誓った。ブランコとの決勝で技ありを奪い、終盤30秒に消極的になったことを反省し「決勝は気持ちで逃げてしまうことがあった」と話した。園田監督も妊娠休養中の谷亮子を引き合いに出して「(谷)亮子だったら、あんな試合はしない」と金メダルにも満足しなかった。第一人者の谷は2月に妊娠を公表し、現在休養中。「出産後はロンドン五輪を目標に競技を続けます」とのコメントも発表した。金メダルを取った福見にとっても強力なライバルになる。「さらにレベルアップしてやっていきたい」と新女王は3年後のロンドン五輪を見据えた。