<大相撲技量審査場所>◇11日目◇18日◇東京・両国国技館
西幕下3枚目の華王錦(32=東関)と東幕下2枚目の隆の山(28=鳴戸)が勝ち越し、大量昇進が見込まれる来場所の新十両が決定的となった。ともに2001年入門の苦労人だ。
十両の土俵に上がり、突き落としで勝った東洋大出身の華王錦は「ほっとしました」。所要60場所での新十両は剣武の58場所を抜いて学生相撲出身では最も遅い。05年九州場所で右膝を痛めた時は「終わった」と思ったが、けがを乗り越え関取の座を確実にした。
隆の山は、はたき込みで白星。母国のチェコには入門以来、帰っておらず「10年って長いですね」と目を真っ赤にした。来場所へは「目標は上しかない。1場所で落ちたら嫌だ」と言い切った。


