全国高校野球選手権に出場した札幌一(北海道)の3年生部員が24日、新潟国体の高校野球・硬式の部(9月27~30日、ハードオフ新潟)に向け、練習を再開した。札幌市内のグラウンドで、甲子園から帰道後初めて、本格的に体を動かした。
思わぬ“延長戦”のチャンスを得た。21日に出場の一報を受けたが「みじんも思っていなかった」と選手は口をそろえた。この日閉幕した甲子園の成績上位校を中心に参加校が決まるが、地域性も考慮され名を連ねた。優勝した中京大中京をはじめ、2回戦で敗れた智弁和歌山など強敵と、高校生活最後の戦いに臨む。
坂本優樹・前主将(3年)は「今年の実績のあるチームばかりだけど食らいつきたい。また試合ができる喜びがある」と話した。エース掛端亮冶投手(3年)は「格上の相手だけど、もう1回甲子園レベルの相手とできるので楽しんで勝ちたい」と意気込んだ。
過去道勢は60、94年の北海、05年駒大苫小牧が優勝を果たしている。3年生は今後、野球を継続する希望者が多く、金属ではなく竹製バットで打撃練習を行い、週1回の紅白戦で実戦感覚を養っていく。菊池雄人監督(37)は「遊びじゃなく、しっかり戦えるように臨みたい」と先を見据えていた。【村上秀明】


